実は後がなくなった日銀

日銀の政策決定会合

マイナス金利の導入が決まりました

その事自体には驚いていません

それで金融市場が乱高下したことにも驚いていません

一番驚いたのは、今回の審議委員の賛成反対数です

今回は賛成5人、反対4人という僅差でした

何かしら新たな金融緩和を決めるたびに反対が増えているのです

正直、これでもう次はないと思いました

昨日は上がりましたが、来週はどうなるか分りません

一番怖いのは、もう次の手が打てないと見た海外勢とかが、

足元を見て売ってこないかということです

次の政策決定会合では、現状維持なら何とか賛成多数になると思いますが、

更なるマイナス金利の付与などには反対者が多数となるかもしれません

そうなると、手が尽きたと見た人たちが売り浴びせてくる可能性が非常に高いと思います

現状維持よりも酷い状況にもなりかねません

カネだけ供給しても需要がない状況では金融緩和しても無駄なことです

マイナス金利で強引に日銀当座預金残高を減らしても変わらないでしょう

（マイナス金利の対象が一部なので個人的には減らないと思ってる）

今後どうなるかは予想がつきませんが、酷いことにならないよう祈ってます

それとも短期的に株価が上がれば、なんでもいいんですかね？